初心者のためのビール講座!美味しい飲み方、選び方、基礎知識とオススメ6選

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ビールが美味しい季節になってきましたね。
仕事終わりに居酒屋で飲むキンキンに冷えたジョッキで飲む生ビールも、家でプシュッと開ける缶ビールも、どちらもたまりません。

しかし日頃の疲れを癒してくれるビール、なんとなくで選んでいるのではないでしょうか?

エール? ラガー? 白ビール? 黒ビール? 
居酒屋で飲むのは生ビールだけど生ってそもそも何?
ビールを美味しそうにグラスに注ぐコツとは…?

「とりあえずビール!」から、「やっぱりビール!」と言いたくなる、基本の知識と美味しい飲み方を伝授します。
ちょっとした豆知識があるだけで、ぐっとビールの美味しさが際立ちますよ。

それでは、参ります。

ビールはそれぞれ何が違うの?

まずは、ビールの基本中の基本。
生ビールとは何か、ラガーとエールについて、新ジャンルと呼ばれるビールについて、カンタンに解説します。

”生”ビールって何?

「とりあえず生で!」とはよく言いますが、そもそも生ビールの”生”ってなんでしょう。
居酒屋で頼むのが生なら、缶や瓶は生じゃない…?

実は生ビールとは「熱処理をしていないビール」のことを指します。そのため、缶ビールも瓶ビールも熱処理さえしていなければ生ビールという扱いになります。
日本では、ビール酒造組合が定める「ビールの表示に関する公正競争規約」において「熱処理(パストリゼーション)をしていないビールでなければ、“生ビール”または“ドラフトビール”と表示してはならない」と規定されています。

熱処理加工する意味とは 賞味期限が短いのが生


サーバーで樽から注がれるものが生ビールだと認識してしまいがちなのですが、そんな違いがあったのですね。

ラガーとエールの違い

ビールは酵母菌を発酵させてつくります。
ラガービールは低温で長期間の発酵で沈んだ酵母を使う「下面発酵」のビールを指し、エールビールは高温で短期間発酵し酵母が表面に浮かび上がった「上面発酵」のビールのことを言います。

ラガービールとビアスタイル

日本のビールのシェア率を99%閉めているのがこの「ラガー」。
スッキリした喉越しで飲みやすいのが特徴です。

更に、このラガーにも様々なビアスタイルと呼ばれる種類があります。

ピルスナー

デュンケル

シュバルツ

ドッペルボック

etc..

日本のビールはこの中でもピルスナースタイルが主流!
クラフトビールや海外ビールに挑戦する際は、「ピルスナー」と表記のあるものを選ぶと日本ビールにより近い味わいを楽しめます。

エールビールとビアスタイル

香り豊かで複雑な味わいを楽しむことができるエールビール。最近流行りの「クラフトビール」もエールに特化した印象があります。

エールも実に様々なビアスタイルがあります。

ホワイトエール

ベルジャンホワイト

ペールエール

IPA

スタウト

ポーター

ヴァイツェン

etc..

聞いたことのあるスタイルもあったのではないでしょうか?
ワインのように色や香り、味わいを楽しみながら飲むことのできるエールは、上記の他にも実に数多くのスタイルがあります。
ビールの世界を広げたい!いろんな味を楽しみたい!という方にぜひおすすめしたいビールです。

白ビール、黒ビールって何?

白ビールと黒ビールの違いはご存知でしょうか。
色が違うことはわかるけど、使用する原料が違うのか?製法が違うのか?

実は白ビールも黒ビールも、上記の「エールビール」に分類されるスタイルのことを指します。
ここから詳しく解説していきますね。

白ビールとは

一般的なラガーよりも、薄く淡い色合いをしている「白ビール」。
原料に小麦を使用しており、小麦由来のグルテンが多く含まれるためきめ細かくもちの良い泡が特徴的です。この小麦グルテンや酵母によって白濁した淡色のビールのスタイルを「ホワイトビール」といいます。

代表的なスタイル

ベルジャンホワイト

ベルギーが発祥の「ベルジャンホワイト」は、発芽していない小麦と大麦麦芽を使用して作られています。副原料にオレンジピールやコリアンダーシードなどを配合しているため、とてもフルーティーでスパイシーな香りを感じることができ、爽やかで軽い印象があります。
ヒューガルデンホワイトはベルジャンホワイトの代表格。世界で最も愛されているホワイトビールです。

ヴァイツェン

ドイツが発祥の「ヴァイツェン」は、ドイツ語で「小麦」を指します。原料に50%以上の小麦麦芽を使用した、ドイツ発祥の伝統的な上面発酵ビールです。
使用されているヴァイツェン酵母の特徴として、甘いバナナやリンゴのようなフルーティーな香りとクローブを連想するスパイシーな香り、小麦の苦味が少ない滑らかな口当たりが挙げられます。
その飲みやすさは、ホワイトビール初心者にもおすすめです。

黒ビールとは

ビールの色は麦芽で決まります。淡色ビールでは、80℃程度の加熱によって乾燥された、色の薄い「淡色麦芽」が使われます。
対する黒ビールでは「淡色麦芽」に100℃以上の高温で焙煎した「濃色麦芽」が加えられます。つまり焦がした麦芽を使用することで、黒ビールが出来るのです!

そのためホワイトビールと違って、「黒ビール」単体はスタイルのことを指しません。
下面発酵ビール(ラガー)に濃色麦芽が加えられたスタイルは「ドゥンケル」「シュバルツ」、上面発酵ビール(エール) は「ポーター」「スタウト」が黒ビールにあたります。

ギネスビール

黒ビールといえば思い浮かぶ、アイルランドのギネスビール

いわずと知れた黒ビールの王様。
麦芽を焙煎した香ばしい味もさることながら、ギネスは泡までとてもおいしいビールです。コーヒーやカカオのような香ばしさに、カプチーノのようなクリーミーな泡。ちょっと苦味もあって、ビールの奥深さを感じられます。

このギネス、缶の中には「フローティング・ウィジェット」というカプセルが入っていて、誰でも簡単にクリーミーな泡を作ることができます。

ビールの選び方

料理に合わせて

ラガーやエール、スタイルによって様々な味わいのあるビールを料理に合わせて、ワインのマリアージュのような楽しみ方でビール上級者に!?
ビールをより深く味わえる料理との組み合わせをご紹介します。

ラガーに合うのは…

スッキリした喉越しとクリアな味わいには、唐揚げや天ぷら、焼き鳥など味の濃い料理や油を使った料理が合います。
アメリカっぽく、フライドチキンやチーズたっぷりのピザを、ビールで流し込みたい!

さっぱりした東南アジアやメキシコのビールには、タコスなどのメキシカンやタイ料理など、香辛料をたっぷり使ったスパイシーな料理にうってつけです。

エールに合うのは…

様々なスタイルがあるエールビールですが、その繊細な味わいを引き立てるのは刺身やお寿司、白身魚など、あっさり薄味のサラダやシーフードがおすすめ。
ワインに合わせるように、パスタやチーズ、ナッツとゆっくり楽しむのもおすすめですよ。
一般的にエールビールの適温は8〜13°と高めのため、喉越し重視でゴクゴク飲むよりも、温度による味わいの変化とおつまみとのペアリングを楽しみましょう。

黒ビールに合うのは…

麦芽を焙煎した風味がガツンと香る個性的な味わいの黒ビール。

ラガータイプの黒ビールはエールタイプとは対照的に、アイスコーヒーのようなさっぱりとした苦味が特徴的です。炭火で焼いた焼き鳥との相性は抜群。甘辛く焦がした炭火の香りと黒ビールのローストした麦の風味が合うのです。

エールタイプの黒ビールはこっくりとした味わいが特徴的で、飲み応えのしっかりしたものが多いです。ソーセージ、スモークチーズなど燻製や煮込み料理、更にクリームを使ったデザートとの相性も◎。締めにはぜひ、チーズケーキやティラミスと黒ビールを合わせてみては?

季節に合わせて

気温の高い春・夏は、キンキンに冷えた喉越しの良いラガーで汗を流したい!
2杯目以降はハーブや柑橘系が配合されたホワイトビールやペールエール、IPAで落ち着くのも良いですね。

肌寒い季節は、黒ビールの人気が高まります。まったりしたクリーミーな泡と焙煎した麦の風味を、温かい煮込みや鍋料理と合わせて頂きたいですね。
ちょっと高めが適温のエールビールで、変化するビールの複雑な味わいをまったり楽しみましょう。

コスパ重視!

発泡酒や第3のビール(新ジャンル)は、いわゆるビールとは原料や税率が違うため比較的安価に購入することができます。

発泡酒とは、第3のビールを先駆けた「第2のビール」。ビールの原料となる麦芽の比率を下げて造られたもので、麦芽使用率は50%未満です。低い税率と高価な原料である麦芽の比率を下げることで、価格を下げることに成功しました。

「第3のビール」は、麦芽の代わりに大豆やトウモロコシなどで造られ、麦由来のスピリッツでビールの風味を付けられており「リキュール」と表記されています。

麦芽の含有率で税率が決まるため、発泡酒や第3のビールが安く購入できるというわけなのですね。

美味しいビールの飲み方

ビールをグラスに注ぐコツは?

上司にビールをお酌をするとき、いつも緊張しませんか?泡ばかりになってしまったり、泡が極端に少ない仕上がりになってしまうこともしばしば…


泡とビールの黄金比ってどれくらい? 綺麗に注ぐコツは? ここでコツを伝授しちゃいます。

まず、ビールと泡の黄金比は7:3です。
泡があることでビールの風味や炭酸ガスを閉じ込める役割があり、これがビールの美味しさを引き立てます。

この黄金比を再現するのは、ゆっくり・少しずつ注ぐ『三段注ぎ』です!

①まず、テーブルに置いたグラスの底に当たるよう高いところから勢いよく注ぐ。
②泡の量がグラスの半分ほどになったところで、グラスのすぐ上から注ぐ。
③泡立ちが落ち着いたら、泡をグラスから少し盛り上げるように溢れないよう少しずつ注ぐ。

これで、グラスからモリッと泡が際立つ美味しいビールの出来上がりです!上司からも一目置かれること間違いなしかも!?

グラスの違いは?

ビアバーなどで海外の様々なビールを見ていると、個性的で目につくのがグラスの形。
国やビールの種類によって様々な形があります。

チューリップグラス

底が丸く、まさしくチューリップのような形状をしたグラス。底を丸くすることで空気の対流を生み、より香りが楽しめる作りになっています。香り高い風味を楽しむエールタイプのビールを飲むときにおすすめ。

ピルスナーグラス

喉越しとキレを楽しむピルスナーを味わうべく、細身で背が高く、味を逃さない作りです。日本のビールは殆どがピルスナースタイルのため、一つ持っておくと重宝するでしょう。これで飲むだけでちょっと高級感がありますよね。

ビアカクテルに、ハーフ&ハーフ、ロックも!?

ビアカクテル

ビールをジンジャーエールで割るシャンディガフ、トマトジュースで割るレッドアイなどはお馴染みですが、テキーラのようにライムや塩でキリッと味わうコロナビールや、白ビールをフルーツジュースで割ったフルーツビールは飲みやすくビールが苦手な人にもおすすめ。
中には唐辛子やタバスコを入れたり、生卵を入れるレシピなども!?
実に様々なビールの楽しみ方があります。

ハーフ&ハーフ

淡色ビールと黒ビールを合わせた飲み方。黒ビールの強すぎる風味が苦手という方は、このような飲み方もおすすめです。
お好みの黄金比率を探してみて。

氷を入れてロックで

東南アジアではお馴染みの飲み方。生ぬるいビールを、グラス一杯に入れた氷の中に注ぎ込みます。
時間が経つと共に薄くなっていくビールの味わいも、東南アジアの蒸し暑さにはオツなのです。

味の違いが楽しめるオススメビール6選!

キレ良くさっぱり、喉越しの良いおすすめラガービール

イエバーピルスナー(ドイツ)

使用している地元の地下水はこの土地独特のもので、非常にスムースで柔らかい軟水です。

イエヴァーが北海に近いこともあり、他のどのビールにも無い特別な味わいの水を使うことが出来るのです。力強く、そして爽やかなホップの苦味が特徴で、スッキリとした喉ごしでホップの苦味が広がります。

世界のクラフトビールの中でも人気のイエバーピルスナーの紹介。ドイツのビールです。世界一周旅ダイニングPUSHUP秋葉原本店のビール辞典です。
ドレハー(イタリア)

1773年創業の伝統ある醸造所が造る、アルプスの雪解け水を使ったドレハー。

ミネラル豊富な硬水なので、飲み口はドライに感じられます。ドレハー家が経営していたこの醸造所も、実は今はオランダのハイネケンと合併して、ハイネケン・イタリアとして生まれ変わっています。

世界のクラフトビールの中でも人気のドレハーの紹介。イタリアのビールです。世界一周旅ダイニングPUSHUP秋葉原本店のビール辞典です。

香り高い風味を楽しむエールビール

ブルームーン(アメリカ)

シトラスの香りあふれるフルーティーな風味と、軽くスパイシーな小麦のアロマ。
口に含むとまずすがすがしいフレーバーが広がり、コリアンダーとバレンシアオレンジピールのぴりっとした香味と甘味が残ります。

オーツ麦が生み出す、複雑でコクのあるクリーミーなミディアムボディが楽しめる女性に大人気のビールです。

世界のクラフトビールの中でも人気のブルームーンの紹介。アメリカのビールです。世界一周旅ダイニングPUSHUP秋葉原本店のビール辞典です。
ギロチン(ベルギー)

名前だけ見ると、どんな恐ろしいビールなのかと想像してしまいますが、飲んでみるとオレンジやバナナのようなフルーティーな味わいです。

しかし!なんとアルコール度数は9.0%と、ビールにしては高い度数です。やっぱり恐ろしいビールかも。。

ビールが苦手な方にもおすすめ!フルーツビール

リンデマンスぺシェリーゼ(ドイツ)

リンデマンス・ペシェリーゼの「ペシェ」とは、フランス語で「桃」の意味で、名前のとおり

ピーチのランビック。色は、透き通ったゴールド。

栓を抜けば、まさに部屋中がピーチの香りでいっぱいになります。

ほかにもりんごやアプリコットのフルーティーな香り、オレンジのような柑橘系の香りも感じられます。

やさしい甘さでピーチジュースのような軽い味わい。アルコール度数も2・5%と低いので、強いお酒が苦手な人でもおいしく飲めます。

世界のクラフトビールの中でも人気のリンデマンスペシェの紹介。ベルギーのビールです。世界一周旅ダイニングPUSHUP秋葉原本店のビール辞典です。

シェッファーホッファーグレープフルーツ(ドイツ)

白ビールをベースに、グレープフルーツジュースをブレンドしたフルーツビールです。ビビッドなオレンジ色がかわいい!

非常にさわやかな味わいで、白ビールと絶妙にマッチしています。ビールが苦手な方もすいすい飲めるビールです。

世界のクラフトビールの中でも人気のシェッファーホッファーグレープフルーツの紹介。ドイツのビールです。世界一周旅ダイニングPUSHUP秋葉原本店のビール辞典です。

まとめ

いかがでしたか?
ビールについての豆知識がまた一つ、増えたのではないでしょうか。
普段何気なく飲んでいるビールも、ちょっとの知識があるだけで楽しみ方の世界が広がります。

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それでは、また次回お会いしましょう。

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