やっぱりな!

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こんにちは、PUSHUPスタッフのメグです。

ここでは数年前に世界一周を試みたときの、旅の思い出などを綴っていきます!

綺麗な風景や、優しい人たち、美味し買ったもの、危ない目に遭ったり騙されたりしたことも…笑

興味をもったら、ぜひお店にも会いに来てくださーい! 一緒に旅のお話しましょうっ

無事村長たちを道中で降ろし、さて、とガイドが改まってこっちに向き直った。嫌な予感がする。彼の口から出たのは、「追加で70ドルずつ払え」ということだった。

え、なんで?? 友人と私は目がテン。すでにツアー料として140ドルを払ったじゃないか。

まあ彼の言い分を聞こう。

「予定外の悪路を長い間運転し、彼らドライバーも疲れている。このバンをチャーターするのにも予定より多くのお金がかかった。赤字だ。払えないならここで降ろすしかない」

おいおいおい、なんだそりゃ。払ったお金には、ムルシ族村の他に2つの村に訪れる予定で支払ったものも含まれている。それは約束が違うじゃないかと言い張るが、もう向こうは何を言おうと追加分が支払われるまではテコでも動かないつもりだ。

長い間言い争ったが、警察に連絡しようが何しようが、こちらがホームじゃない以上、不利でしかない。もうなんでも払って穏便に済ませようよと友人を宥めるが、友人が強烈な提案をしにいった。

「俺はこのあと陸路でタンザニアへ行きたい。提示する追加料金を払うから少し回り道してタンザニアの拠点地になるこの村へ連れて行ってくれ。そのあと彼女をアルバミンチに送るのはどうだ」と…

おいおいおい、流暢な英語で何を言ってくれる。ガイド、ドライバー二人は男だ。日本人男性と行動してるからとりあえず安心してここまでついてきたのに、急な裏切りかよっ!アルバミンチまで私、女1人じゃないか!

しかも、「追加料金を支払うなら」と快諾したガイドたち。まじか…

「ゴメンねっ」と彼には軽く謝られたが、自分の目的のためとはいえ、彼の強引さにも腹が立つ。彼が降りるまで殆ど口を利かなかった。

真夜中、タンザニアに行くための村に到着し、彼は暗闇に消えていった。連絡先も交換していなかったから、その後どうなったのかは私は知らない。

さて、いよいよ屈強な男3人、真夜中の狭いバンの車内、英語をまともに話せない日本人女。このシチュエーションはもう死を覚悟した。覚悟しすぎて、もう疲れすぎて、臓器でもなんでも売ってくれアーメンという気持ちで、、、私は爆睡した。

と、しばらくして揺り起こされる。あー、死ぬならば寝てる間にサクッと済ませて欲しかった…と目を開けると、元の街アルバミンチに着いていた。もう0時をすぎた真夜中、ガイドが一生懸命私が泊まる用の宿を片っ端から電話して探している。

やっと手配できたらしいボロボロの宿に到着し、ガイドから「Good trip !」と爽やかに見送られた。なんだったのだ…最終的にはイイやつだったのか?けど、確実に詐欺はしてきたしな。

複雑すぎる感情が渦巻きながら、エチオピアの夜は更けていった。

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